「えぇ~?!! TomTomが真っ白~!!!」
「そう。だから、はい。これでナビ頼むよ。」 と、助手席に座っていた私がドライバーのbobに渡されたのは一冊の地図帳。 そうなんです。TomTomとはナビのこと。旅行出発前にセルビア・モンテネグロ付近の地図をパソコンからダウンロードするものの、主要道路が少し入っているだけで、ほとんど真っ白。しかも、ナビにホテルの住所が正確に入力できず、経度と緯度でインプット。 地図と道路標識を頼りにベオグラードの中心にあるホテルに向かうものの、すでに辺りは暗く、道の名前も目印となる建物も見つからない。真っ白の画面にポツンと示されたホテルの印とにらめっこしながら、bobは車を走らせ、私は辺りをキョロキョロ。 「あぁ~(>_<) すっごく近くまで来ているのに~!!」 結局、車を停め、たばこ屋さんで尋ねると、片言の英語で一生懸命説明してくれて、そのおかげで無事ホテルへ到着することができました\(^o^)/ でも、その晩はもうレストランへ食べに出掛ける元気もなく、部屋でカップ麺(^^;)そんなこともあろうかと、カップ麺も車のトランクに積んできたのです。 そして、翌朝、サヴァ川とドナウ川の合流する丘の上にあるカレメグダン公園へ。 ベオグラード要塞がそびえたっており、戦車なども並んでいます。 少し重々しい感じもありますが、青空の下、デ~ンと建った姿はカッコ良さも。 公園内にはレストランやお土産屋さんのブースも建ち並び、ベオグラードの憩いの場としても賑わっていました。 ちょうどこの日は長崎の原爆記念日でもあり、心から平和を願うばかり。 そして、青空の下、白く美しくそびえ立つのは聖サヴァ教会。 外壁工事はあちらこちらでもあったけど、まさか内装全面工事に出くわすとは… ある意味、貴重な体験です。 「モンテネグロってどこ?!」という声が聞こえてきそうですが、セルビアの南西に位置する小さな国。旧ユーゴスラヴィアの6つの共和国の中で最小の国です。 でも、その小さな国に世界第ニの長さを誇る渓谷があるというから驚きです。 大自然を愛する我が家にはこれは見逃せない?!! アメリカ赴任時、第一を誇るグランドキャニオン、そして数々のナショナルパークを訪れてからというもの、大自然の美しさ、力強さに魅かれる私たちはヨーロッパへ来てからも、 ノルウェーのフィヨルド、スイスの山々に続き、今年もまた☆ そして、自然の美しさは朝焼けとともに…ということで、まだ眠っていた子供たちをたたき起して(^^;) タラ渓谷へ。 子供たちがもっと大きかったら、渓谷の中を歩いたり、間を流れる川でラフティングをしたり、もっともっと大自然を楽しみたかったのですが。 途中、綺麗な景色に出会い立ち止まることも度々…これぞ車の旅ならではかしら☆
by anniemom
| 2010-08-21 10:30
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