この時期、お迎え時刻になると、学校の駐車場にアイスクリーム屋さんがきて、学校や幼稚園帰りの子供達が列を作って、買っています。ちなみに、寒い時期はワッフル屋さん♪
そして、昨日のお迎え時もアイスクリーム屋さんがきていました。 アレルギーがあるjinはアイスクリームが食べれないので、今までannieにも一度も買ってあげたことがなかったのですが、昨日はjinがクレッシュでいなかったし、とても天気のいい日で暑かったので、「よし、今日がチャンス!!」とannieを喜ばせたく、門へ向いながら、もう財布からコインを手に握って準備☆ 予想どおり、「ママ~、アイスクリーム食べたい~!!!」とannie。 「へへっ!! はい。」とコインを手渡すと、「え~!! いいの!!」と大喜び\(^o^)/ でも、列に並んだ瞬間、「ママ…言ってね。」とannie。 「だめよ。もう自分で言って、買ってごらん!!」 すると、さっきまで笑顔いっぱいだったのが、急に下を向き、「じゃぁ、やめとく…。」って。 そうなんです。恥ずかしがり屋のannieはまだなかなかフランス語を話すことができず、前回の学校の先生との面談時にも「annieは話はわかっているようなんですが、まだ話してくれないんです。授業中、他の子がおしゃべりしていたら怒りますが、annieだったら許しますから、いっぱいおしゃべりするようにお母さんからも言ってくださいね(^v^)」って言われました。 「なんで~。欲しいアイスの名前言って、s'il vous plait ってつければいいだけよ!!」と そそのかしてみたのですが、もういったん下を向いて首をふったらダメです。 「だって、言えないもん。もういいから、帰る…。」 そして、帰りの車の中、今度はannie大泣き(>_<) 「すっごくすっごくアイスクリーム食べたかったのに…。」とannie。 「じゃぁ、なんで勇気出して、言わなかったのよ~。」とmomちょっぴり怒り気味(-_-;) 「私だって、フランス語話せるようになりたいけど、私がしゃべるとみんな笑うんだもん。」 「…って、その気持ちよくわかるけど、annieだっていつもママが片言のフランス語で話してると、大笑いしてるじゃない。でも、それってバカにして笑ってるわけじゃないでしょ?!」 「うん…。」 「みんなもそうだよ。それにいいのよ。みんなが笑っても。だって、annieは日本人なんだよ。みんなはフランス語しか話せないのに、annieはすごいんだよ~。ママより断然、発音いいんだし☆ ちょっとだけ勇気出して言ってごらん!!」 「うん…。」 「じゃぁ、jinを迎えに行く前にいつもの公園の近くにあるアイスクリーム屋さんに行ってみる?」 「うん。」 赤い目をして、ちょっぴり不安げながらも嬉しそうなannie。さぁ、今度は言えるかな?! アイスクリーム屋さんに着くと、カウンターには優しそうなmonsieurが。 「Un citron s'il vous plait.」 小さな小さな声でしたが、いえいえ、大きな大きな一声です!! 「やったぁ~。言えたじゃ~ん!!」と頭を何度もなでなで♪ 目はまだ真っ赤でしたが、にこにこ笑顔に私もとても嬉しくなりました\(^o^)/
by anniemom
| 2009-05-30 09:37
| 日々の暮らし
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